2005年10月14日

私の頭の中の消しゴム

keshigomu.jpg

建設会社の社長令嬢のスジン(ソン・イェジン)は 天真爛漫なお嬢様。
建築家志望のチョルス(チョン・ウソン)とコンビニで運命的な出会いをし
二人はすぐに恋におちてしまう。

幸せいっぱいの二人だったが、スジンはある時から物忘れがひどくなり
自分の家への道順すら忘れるようになる。
そして、病院で若年性アルツハイマー症だと診断され…



生きていくことが
周りの大切な人たちの心の中に自分の足跡を残していくことだったら

その大切な人の心の中から
足跡が消されてしまうことほど哀しいことはありません。
それも、すぐ手の届くところにいるのに…


若年性アルツハイマーになってしまった女性とその恋人
そんな男女の姿を描いたこの作品。
切なさを通り越して、怖いという気持ちでいっぱいになりました。

もしも 自分がそうなったら…
もしも 愛する人がなってしまったら…

まさに 『死よりも切ない別れ』。


こういう作品を観るといつも思うのです。

アルツハイマーでなくても
病に倒れることもあるでしょうし、不慮の事故に遭うかもしれない。
先のことはわからないのです。

だからこそ、“今、この時”を大切にしたいと。。



(以下、ネタバレになります)


二人が出逢うところから始まって、結ばれるまでの幸せな姿を描いた前半。

とても愛らしいスジンと素敵なチョルス。
このまま、ロマンチックなラブストーリーで終ってくれればいいのにと
何度も願ってしまいました。


そして、発病してからの辛い後半。

記憶をなくしつつあるスジンが
チョルスのことを昔の恋人と間違えて、名前を呼び
「愛してる」と微笑む場面は切なかった…


でも、二人が初めて会ったコンビニに
スジンの両親や妹、チョルスの母親、担当のお医者さまたちが
店員やお客のふりをして
元気な彼女の姿を ひと目見ようと集まっている場面や
チョルスの「愛してる」の言葉から

これから先、どんな運命が待っていようとも
二人を温かく見守ってくれる人たちが、いつも傍にいるという
希望の光のようなものを感じることができて 良かったです。



もしも、愛する人の心の中から自分の記憶が消えてしまったら
どうしたらいいのでしょう…

とても考えさせられる作品でした。
posted by さくらこ at 08:37| Comment(4) | 切ない愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わ〜い!
さくらこ様、コチラへは初投稿でございます。
たくさんのラブストーリーのブログ素敵ですね!
過去の作品などは再見して書いてみえるのですか?頭の中に消しゴムを多数持っている私の記憶(^^;を呼び覚ましてくれて嬉しい限りです。

そうそうこの作品。
Akoさんの怖いという気持ち、分かります〜。
以前『明日の記憶』という中年の働き盛りの男性が若年性アルツハイマーにかかり・・・という本を読んで、年代からかなり共感を持ってしまったのですが、このスジンのような年齢での病気の発症は辛いですね〜。もし自分の娘が・・・なんて思うと、神をも恨むことでしょう・・・。

『50回目のファースト・キス』も、ちょっと思い出しました。愛する人の記憶が消えたら・・・毎日スジンの初めての愛を得る為に、チョルスは寄り添っていくのでしょうね。
Posted by ラクサナ at 2005年10月18日 00:13
ラクサナさん、こんばんは (^^)
こちらへのコメントありがとうございます♪

過去の作品。。本館のHPの方に感想が書いてあるものは、そちらからのコピペの場合もあるし、それに新たに感想を付け加えたりもしています。それ以前のものは、もう一度見直したりして書いているのですが、見た当初の感想と違っているものもあって、そこがまた面白いんです。

このブログを始めてから、ますますラブストーリーが好きになったので、以前、HPの掲示板にみなさんが書いてくれたオススメ作品などを思い出して、DVDレンタルをして昔の作品を見るのが楽しみになってきました。
そうそう、『四月の雪』のところでラクサナさんが教えてくれた『しあわせな孤独』も見たんですよ。とても良かったです(^^)

「明日の記憶」は以前ラクサナさんがブログに感想を書いてましたよね。
その時も、怖い・・・と思いました。
『きみに読む物語』もそうですが、愛する人が記憶を失っていく話が多いですね。

この作品(私の頭の中の消しゴム)のラストのとらえ方もいろいろあるのかもしれませんが、『50回目のファースト・キス』のように、何度も何度も繰り返し「愛してる」と囁くチョルスと、幸せそうに微笑むスジン。。 でいきたいですね。
Posted by さくらこ at 2005年10月18日 23:43
今テレビのコマーシャルでやっているので、興味を持ってました。
そっかぁ〜若年性のアルツハイマーだったのね。

いつ、自分が・周りの人がなってもおかしくない病気・・怖いね。
本人にとっても周りの人にとっても・・・
でも、温かい人に囲まれてある意味幸せそうですね。

さくらこさんの記事を読んで、映画観たくなりました。
Posted by くぅ at 2005年10月19日 11:06
この作品、映画館でも予告をバンバンやっていたし
テレビのCMでもよく見ますよね。

「若年性アルツハイマー」というテーマなだけに
切ないというよりも、怖い・・というのが観た直後の感想でしたが
時間が経つにつれて
どんな姿になっても愛し続けるという“強い愛情”を感じられて
とてもいい作品だと思います。オススメですよ(^^)
Posted by さくらこ at 2005年10月20日 23:56
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