2007年 フランス・イギリス・チェコ 監督:オリヴィエ・ダアン
マリオン・コティヤール 、シルヴィー・テステュー 、パスカル・グレゴリー
エマニュエル・セニエ 、ジャン=ポール・ルーヴ 、ジェラール・ドパルデュー
歌手を目指す母アネッタの娘エディットは
祖母が経営する娼館で娼婦のティティーヌらに育てられる。
やがて母のように道で歌い始めたエディットは
名門キャバレーのオーナー、ルイ・ルプレに見出されるが…
「愛の讃歌」「バラ色の人生」「水に流して」など
数多くの名曲をのこした歌姫 エディット・ピアフの人生を描いた
『エディット・ピアフ〜愛の讃歌』 を観てきました。
素晴らしい
作品自体もそうですが
エディット・ピアフを演じるマリオン・コティヤールがすごいのです。
『TAXI』シリーズ、『ビッグ・フィッシュ』『プロヴァンスの贈りもの』では
現代的な女性を可愛らしく演じていた彼女ですが
この作品では全くの別人!
それだけ役になりきっているということですね。
主演作品で未見のものがたくさんあるので、これから見ていきたいと思います。
* * * * *
映画館にいることも忘れてしまうくらい集中しまったので
終った直後は席を立つのもやっとでした。
47年という あまりにも短い生涯。
様々な困難や悲しみを乗り越え
激しい愛に生きた女性だからこそ
多くの人に愛され、魅了する歌をうたうことができたのでしょう。
エディット・ピアフという歌姫がいたことを
知ることができただけでも
本当に、観て良かったと思える作品です。
以下、心にのこる詩
「バラ色の人生」より
あのひとが私を腕に抱いてくれる時
そっと、話かけてくれる時
私の目にうつるのはバラ色の人生
愛の言葉をささやいてくれると
よくある愛の言葉だけれど
やっぱり何か感じる
私の心の中に幸せがやって来た
そのわけはちゃんと分かってる
《あのひとはあたしのもの 一生、私はあのひとのもの》
そうあのひとは言った、誓ってくれた
だから、あのひとの姿が見えるととたんに
すぐ私は感じる 胸をときめくのを
「愛の讃歌」より
もしもいつか、人生があなたをうばっても
あなたが死んでも、あなたが遠くへ行っても
あなたが愛してくれさえすれば平気
だって私も死ぬのだから
あたし達は永遠の中に生き
広々とした青い空の中で
問題なんぞない空の中で
恋人よ、愛し合うのだから
・・・・・・・
神様が愛し合う二人を又結びつけて下さるでしょう
「水に流して」より
いいえ、ぜんぜん
いいえ、私は何も後悔してない
私に人がしたよいことも 悪いことも
何もかも、私にとってはどうでもいい
いいえ、ぜんぜん
いいえ、私は何も後悔していない
私は代償を払った、精算した、忘れた
過去なんてどうでもいい
私の人生も、私の喜びも
今は、あなたといっしょに始まる
映画や小説なんか
しょせん作りものじゃないか、という人もいます。
でも、それを見て、読んで、主人公の気持になり
熱い恋愛に心をときめかせたり
悲しい出来事に、辛い…と感じることは
とてもいいことだと思うんです。
普通の人が普通に生活をしていても
それほど激しく心を動かされることってないじゃないですか。
思いっきり涙を流すことも
思いっきり怒ることも
思いっきり笑うことも
すべて心の栄養になるんですよね。
だから私は映画や小説が好きなんです。
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