2007年05月27日

眉山(びざん)

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2007年 日本  監督:犬童一心 原作:さだまさし
松嶋菜々子 、大沢たかお 、宮本信子 、円城寺あや 、山田辰夫 、夏八木勲

東京で旅行代理店に勤める咲子は
故郷の徳島で一人暮らしをする母・龍子が入院したと聞いて、久しぶりに帰郷した。
相変らず気丈な母であったが、担当医より母が末期ガンだと知らされ愕然とする…



黄泉がえり』『ジョゼと虎と魚たち』『メゾン・ド・ヒミコ』など
悲しくも美しい想いを描いた作品が多い犬童一心監督の最新作です。


予告から、物語のおおよその流れはわかっていても
親子の愛には やはり弱い… もうやだ〜(悲しい顔)


怖い映画(DVD鑑賞)続きで、血みどろになっていた心を
きれいな涙で すっきり洗い流してきました(笑)

* * * * *


親子の愛を描いた作品というと
最近のものでは『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』を思い出します。

『東京タワー』を見たときは
場面ごとに親の気持になったり、子供の気持になったりしたものですが
この作品は7:3くらいで親側の気持で観てしまいました。


ずいぶん前のことになりますが、仲間内で飲んでいたときに
「誰かのために死んでもいいと思うのは子供だけだな」といった友人がいました。

子供を持つ親同士の会話なら当たり前のことのようですが
ちょっと驚いたのは、その友人が子供にベタベタしない
どちらかというと冷たそうにみえる父親だったから。

彼は感情を表に出すのが苦手なタイプだったのですね。

子供に対する思いは誰も同じなのだと、その時しみじみ感じました。


この映画に出てくる母・龍子も、そんなタイプの人間で
秘めた愛の中で生まれた娘を何より大切に思いながらも、決して甘やかさず
自立できる女性として厳しく育てていきます。

その龍子の凛とした生き方が とても良いのです。


母の病気を知り、共に過ごすことができる限られた時間の中で
今まで知らなかった母の人生・母の愛に気づいていく娘。

気持をわかり合えるって嬉しいことですね。



私などは、甘甘の母親で
娘からは友達の延長のように思われているでしょうが(^^;

いつか、娘たちから「お母さんってこうして生きてきたんだね」と
一人の人間としての生き方や
娘たちへの思いをわかってもらえる日が来るのかしら…
と思ったら もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)


親から子・子から親への思いが いっぱい詰まった、心温まる作品でした。


この映画の良さはレンタルでも十分伝わるでしょうが
徳島の阿波踊りのシーンは とても見応えがあるので
できれば映画館での鑑賞をオススメします ぴかぴか(新しい)
posted by さくらこ at 21:02| Comment(0) | 温かい愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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