2006年07月02日

佐賀のがばいばあちゃん

saga.jpg

2006年 日本  監督 : 倉内均
吉行和子 / 浅田美代子 / 鈴木祐真 / 池田晃信 / 池田壮磨

戦後間もない広島。
原爆症で早くに父親を亡くした明広は居酒屋で働く母親に育てられる。
しかし、夜の仕事をしながらの子育ては難しく
母親は 明広を佐賀の実家に預けることを決意する。

自分の家よりも更に貧乏な ばあちゃんの家で始めは泣いてばかりいた明広だったが
貧乏でも楽しく生きる哲学をもっている“がばい(すごい)”ばあちゃんのおかげで
明広は逞しい少年へと成長していくのだった。



漫才ブームの火付け役として一時代を築いたB&Bの島田洋七が
少年時代に佐賀の祖母の家へ預けられた体験を基に書き下ろした
同名自伝小説を映画化した作品です。


本当の“豊かさ”って何だろう… と考えてしまうんですよね。

いくら お金が余るようにあっても
「もっと、もっと」と上ばかりみていたら真の豊かさは得られないでしょうし
「あれが欲しい」「これが欲しい」と
いつも飢えている状態だったら、とても幸せとはいえないでしょう。


大好きな 相田みつをさん の言葉に
『 しあわせは いつも 自分のこころが きめる 』 というのがあります。

幸せだと思うのも、不幸せだと思うのも
みんな 自分の気持ち(心)しだい。

この “がばいばあちゃん” のような人こそ
本当に心豊かで幸せな人といえるのでしょう。


* * * * *


「悲しい話は夜するな。
 どんなにつらい話も、昼したら大したことない」


「今のうちに貧乏しとけ。金持ちになったら大変よ。
 よかもん食べたり、旅行にいったり、忙しいか」


「この世の中、拾うもんはあっても捨てるもんはなかとばい」


「本当の優しさとは人に気づかれないようにするもんだ」




ばあちゃんの言葉の ひとつひとつが心にのこります。


学校の先生や友だち・町の人の優しさにも涙…

この時代の人たちは、お金はなくても
今よりもずっと豊かな生活をしていたのではないでしょうか。


涙あり、笑いありの、心温まる作品でした。
posted by さくらこ at 20:50| Comment(0) | 温かい愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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